ここ数年、多くの企業や健康保険組合で、禁煙に注力されていることを実感します。健康経営度調査やデータヘルス計画等、数値目標を決めた取り組みが増えてきていることも大きな背景ではありますが、特に今年は、春にもご紹介した「オンライン禁煙外来」の導入例が増えているようです。クライアント企業様でもまた新たに導入があり、主要な健康投資のひとつになってきたようです。
さて、弊社健康セミナーでも特にご好評頂いている禁煙教室、禁煙講話。すっかりオンライン実施への切り替えが増えてきていたところでしたが、この秋は、製造業の工場において、毎月一回、朝礼で10分の禁煙プチ講話を継続していくという新たな取り組みが始まりました。
過去にも製造業の工場で健康セミナーや講話をさせて頂くことはありましたが、ラインを止めて一同に集まる時間をとる難しさが課題として常にあります。まして、現在もオンラインやテレワークは難しい、現場で働く皆さんです。工場でこのような取り組みをする時には、実施方法に工夫が必要です。
今回のこの禁煙朝礼は、通常60分ほどの禁煙セミナーを分割して、全体朝礼で少しずつでも従業員に伝えていけないかとのお話から始まりました。従業員に継続してそのような時間を持ってもらうことが大切で、健康を大事にしてもらう職場風土を醸成していきたいという総務担当者さんのご意向あっての実現です。こちらも「オンライン禁煙外来」の健保組合による費用負担が導入されましたので、そのご紹介も盛り込んで。
COVID-19感染予防対策下の短時間朝礼で、少しずつでも継続して禁煙へのきっかけを投げ続けていきます。